Life is like a garden

Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory.

ロマンスの夜

今夜は宮本浩次 ロマンスの夜@東京ガーデンシアターへ。
好きなミュージシャンのコンサートは実に20年以上ぶり。
(ご本人体調不良につき、11/末の予定だったのが延期になりようやく!)

最後は友達と2人で行った、ザ・ハイロウズ渋谷公会堂
結婚して子供ができてからは、自分の時間が限られてきて
音楽を聴いたり楽しむ時間がどんどん取れなくなっていた。
朝、掃除をするときや洗濯を干すときに聴くのが精一杯で
コンサートに行きたいという思いも、どこかへ行っていた。

下の子が1歳になってからは在宅翻訳を目標に勉強を重ね、
下の子が小1になってからは出版翻訳を目標に勉強を重ね…
気づけば下の子もあと1年で高校生が終わろうとしている。
育児、仕事、勉強…と優先し音楽まで時間が割けなかった。

最近、草野マサムネのロック大陸漫遊記といい、少しずつ
音楽を聞く余裕がでてきて、音楽に興味がなくなったわけ
じゃなくて、聞きたくても余裕がなかったのだと思い出す。

久しぶりのコンサートは、ものすごく!!良かった!!!
宮本さんの魂のこもった歌を生で聴けて本当に良かったし、
あの会場全体の一体感もすごく懐かしくて、温かくて。

コロナ禍で2回配信で宮本さんのコンサートを見たが、
やっぱり生はちがう、全然ちがう。そう実感した。

アンコールのときに、みんな手拍子をしていて、そうか、
コロナ禍だから「アンコール」と声を出せないのか、と。
ハイロウズのときはゴーハイロウズゴーと言ってたと思い出すなど)

『恋人はサンタクロース』の歌詞を忘れてしまったのも、
生エビバデが聞けたのも、どの曲も他の歌手のカバーである
ことを忘れるほどなじんでいるのも、みんなみんな良かった。

宮本さんがあれだけ魂全開で歌っているのだから、
私も魂全開で訳そう、そう思えた素敵な夜だった。