早いものでもう6月。初夏の兆しを感じる日があるかと思えば、
梅雨入りはまだ先なのに、梅雨どきのような天気が続いたりする。
クラムチャウダーやチョコバナナマフィンを作ったり、
この時期恒例の赤紫蘇ジュースを作ったり......と、
ようやく隙間時間にぱぱっと作るゆとりができてきた。
でも写真を取る間もなく、食べては次の作業へと移る。
エレカシの宮本浩次さんが、『明日以外すべて燃やせ』で
「人生は美しいアルバムじゃない 撮れなかった写真さ」と
歌っていたが、まさにそんな感じの日々が来ては去っていく。
このブログのタイトルもそう。手元に残せないもの、人に
見せることのできないものこそが、人生の本質なのだろう。
最近、年初からの長期案件のゴールがようやく見えてきた。
あと1カ月ほど、なんとかラストスパートを駆け抜けたい。
今年初めて買ってみた手帳「ジブン手帳」には、100の
ウィッシュリストを書く欄があって、仕事の合間などに
思いついたやりたいこと、行きたいお店、買いたいもの、
観たい映画、読みたい本、行きたい場所などを書いていたら
あっという間に69まで埋まった。「クルミッ子を食べる」とか、
「『オットーという男』を観る」など、実現したものもあるが、
ほとんどはまだ手つかずだ。
なかには今年どころか5年以内の実現も怪しいものもあるが、
少なくともこうして書き出すことで願望が可視化されるのは、
書かないよりも、そして目にしないよりも実現性が高まる気がする。
そして私の願望の大半が「食べたい」+「作りたい」(ほぼほぼスイーツ)、
(映画を)「観たい」、(本を)「読みたい」、(どこかに)「行きたい」、
で出来ていると気づく。今年の後半は少しずつ実現できたらいいなと思う。
草野マサムネのロック大陸漫遊記
【東京ローカルの地名タイトル曲で漫遊記】
5/21
多摩蘭坂 / RCサクセション
吉祥寺 / ストレイテナー
【サザンロックで漫遊記】
5/28
Ramblin' Man / The Allman Brothers Band
Sweet Home Alabama / Lynyrd Skynyrd
サザンロック特集、面白かった。私もあまりよく知らないなぁ......と思っていたが、
一曲目で、あれ、カントリーミュージックっぽい?と思っていると、マサムネさんも
カントリーミュージックとの類似点について触れたり、『Sweet Home Alabama』は
絶対聞いたことがある!と記憶を辿り『フォレスト・ガンプ』のサントラを繰り返し
聞いた時期があったことを思い出したり、昔ある時期によく聞いていた、私にしては
ちょっと珍しい毛色のロックバンド、フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを
急に思い出し、調べてみたらカントリー要素があったり、と。
今年からロック大陸漫遊記を聴くようになって、音楽の趣味の合う懐かしい友人と
再会したような喜びを感じている。スピッツのファンでもないのだけど(汗)、
聴くほどに好みが似ていて、パンクロックにしても、雑誌『宝島』にしても、
共感することが多い。なにより、再び音楽が日常に入り込むようになって嬉しい。