高校2年のとき、AFSの斡旋でアメリカのオレゴン州に1年間留学した。
中高と校則の厳しい学校に通っていたので、アメリカの自由な校風は
見聞きしていたとはいえ、実際に体験してみるとかなり驚きだった。
髪色を変えるのはもちろんのこと、メークもパーマも、ピアスもOK。
逆に、日本ではNo color, No make up, No perm, No pierced earsだと
教えるとものすごく驚かれ、なんて不自由なんだと気の毒がられた。
それでも、それだけ自由でも、田舎で保守的な空気も手伝ってか、
1年いて髪色を大胆に変えた子はほとんどいなかった記憶がある。
そんななか友達が若干暗めの茶色の地毛を金髪に染めたときに、
彼女の名前のブランディをもじって、別の子が「ブロンディ!」
と呼んでいたのが、金髪にまつわる懐かしい思い出のひとつ。