Life is like a garden

Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory.

下北沢へ

週末はコロナ禍で久しぶりに友達と会うことになり下北沢へ。
去年までは普通に会えていたのが、コロナ禍でままならず、
こうして家族以外の人とほぼ1日過ごすのは本当に久しぶり。

どこに行こうか…と考えていたとき、ちょうど下北沢で
カレーフェスティバルをやっているのを知り、たまたま
去年も同じ友達をカレーフェスティバルに誘ったものの
都合が合わず流れたことを思い出して再挑戦することに。
NEVER NEVER LANDの「バナナの葉で包んだスリランカ
ランプライス」を食べに行く。とてもおいしくて大満足。
ビールもおいしく店内の音楽も開放的で最高によかった。

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ランチの後はぶらぶら散策したあと、新しくできたばかりの
BONUS TRACKという新名所のオープンスペースでゆっくり
お茶をする。天気もよく外でお茶するには絶好の日だった。
スパイスの効いたキャロットケーキがとてもおいしかった。

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カレーフェスの最終日ということもあってか、街は結構な
賑わいで、行き交う人が皆マスクをしていることを除けば
いまがコロナ禍であることを思わず忘れそうになるほど。

今年は、とくに3月以降都心に出たのは片手で数えられる
ほどで今回もかなりドキドキだったし、これからインフル
なども流行り出すことを考えると、またしばらくは
出かけられなくなりそうだけれど、貴重な秋晴れのなか、
気の置けない友達とゆっくり会うことができて良かった。

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100冊読書project_75冊/100冊

 

 

 

オンライン勉強会1015

今日はオンライン翻訳勉強会があった。
月1度の翻訳勉強会2つに参加している。

一方はフィクション、もう一方はノンフィクションがメイン。
このバランスが丁度いい。色々と異なる点も多いが、一緒なのは
原文を読んだ人と日本語を読んだ人が同じ絵を描けるということ。

longは「長い」ではなくtinyは「小さい」ではない。
一見簡単な単語ほど要注意で辞書を引く必要がある。

原文にはっきり描写されていないのならば、日本語も、
あいまいなニュアンスを残して訳さなくてはいけない。

勉強会のおかげで、孤独に陥らずひとりよがりにならず、
方向を誤ることなく、翻訳の力を磨くことができている。
自分の訳をさらけ出し、恥をかける場があるありがたさ。

 

翻訳と育児

昨日は栗ご飯と栗の渋皮煮を作る。渋皮煮は予定外で、
渋皮をむくのに心が折れてできたスピンオフ。初挑戦。

昨日は、2週間前ほど前に悩んでいた今の勉強法が、
あ、これでいいんだと納得できた日。たまたまかも
しれない。今日はうまくいくかどうかわからない。
それでもこの感覚を忘れず大切にしたいと思った。

ブログで翻訳のことを綴っていきたいと思いながら、
いざとなると、なかなかうまく書けないことが多い。
自分にとって良かったものが他者にも良いとは限らない。
自分にとって良かったことが他者も役立つとは限らない。

ある意味、育児と似ている部分があるのかも、と思う。
こうすれば絶対にうまくいきますという育児法はない。
どうすればその子の良さを最大限引き出せるかを考え、
自分の考えを押しつけることなく、個性を尊重しつつ、
ほどよい距離を保ちながら、ひとりひとりに合わせて
丁寧に向き合う。同じことが別の子では通用しない。
(これらも私の考えで、それは違うと言う人も当然いるだろう。)

育児に正解はないというが、翻訳にしても絶対的な
正解があるわけではなく、同じ文章を訳させると、
10人がみな違う訳をしてどれも正しかったりする。
ただし、正しいことが正解とは限らないという点も
育児と共通している気がする。なかなか興味深い。

  

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健康のバロメーター

アレルギー性鼻炎が悪化して、月曜からコーヒーが
飲めなくなっていたが、昨日ようやく飲めるように。
おいしく飲めるようになって復活したことを実感。
コーヒーが毎日飲めるというのは当たり前のようで
当たり前じゃない。おいしく飲めることに感謝。

悪化したときは胃に負担がかからないよう粗食、少食にして、
拭き掃除をしっかりして(ハウスダストアレルギーなので)、
睡眠をじゅうぶんにとる。これでだいたい数日で改善する。

鼻と胃の関係について知ったのは、実は最近のこと。
以前ものすごく悪化したときに食欲がまったくなく、
とくに洋食を一切受けつけなくなって、シンプルな
和食を少量食べるようにしたら改善したことがあり、
調べてみたら、漢方の「陰陽五行説」によると、
アレルギー性鼻炎蓄膿症といった鼻の病気の場合、
「鼻」は「金」(肺、大腸、鼻)に属することから、
その母である「土」に属する臓器「脾・胃」の働きを
良くすることが鼻の病気を治すのに大事なのだそう。

風邪の症状に似ているので(熱や咳がないだけで)、
風邪の対策とほぼ一緒なのだけれど、掃除もするので、
治るころにはいつも体も軽くなり、部屋もきれいに。
昨日からチベット体操も再開し回復したことを実感。
そういえばチベット体操を始めたころ、コーヒーが
飲めなくなったことがあり、ティンシャを買ったら
また飲めるようになったことが。いまだに謎だが、
あれもコーヒーと体に何らかの関係があるのだろう。
コーヒーもおいしくホッとひといきつく土曜日の朝。

 

エレカシと野音の思い出

コロナ禍でいろいろと思うところはあるけれど、こんな時期でなければライブ配信
という機会もなかったのではないかと思うと、見ることができて本当に良かった。
宮本さん、紅白で久しぶりに見たときも驚いたけれど20代の頃から全然変わってない。
エレカシは大昔ロックフェスで何度か生で見たけれど、あの頃とほぼ変わっていない
のでは?と思うほどキレキレだった。あの体型は20代から1オンスも増えてないはず。
エレカシは紅白以降、テレビでよく見かけるようになり、娘たちはテレビに出てくると
「宮本さん出てるよ!」と教えてくれるように。
コンサートなんて20年近く行ってなかったけれど、去年くらいから久しぶりに行きたい
と思って申し込んだ今年3月のクロマニヨンズがコロナで延期→中止に…。
残念だったので、配信とはいえライブのエレカシを見ることができて良かった!
紅白からのにわかファンの私には、知っている曲が6曲しかなかったけれど、
それでもじゅうぶんに楽しめた。
18:20悲しみの果て
18:40俺たちの明日
18:55今宵の月のように
19:05友達がいるのさ
19:10かけだす男
19:35風に吹かれて
『俺たちの明日』で涙腺が崩壊して大変なことに。
 日比谷野音は16歳と24歳のときに行ったことがある。
16のときはケントリ(KENZI& THE TRIPS)のライブを
見に、24のときは↑THE HIGH-LOWS↓のライブを見に。
野音はもうひとつ、忘れられない思い出がある。
高1のときはまっていたラフィン・ノーズというバンドが
野音で3人の死者を出す事故を起こして活動停止になった。
当時は高校生になったばかりで、これからたくさん見にいくぞ
と思っていたので本当にショックだったし、やりきれなかった。
その3ヶ月後、秋田県田沢湖町民会館でふたたびライブをする
と知ったときは本当に嬉しかった。野音で亡くなった3人に
黙祷を捧げることから始まったそのライブに私は参加している。
その後、私はライブから離れてしまったが、高校時代に一緒に
見に行った友達は今も現役バリバリでライブに行っていて、
ラフィンのギタリストだったNAOKIとのツーショットの
年賀状を毎年送ってくれて、近況を知らせてくれる。
彼女の結婚が決まったときにお祝いを送ったら、お返しが
NAOKIの現在のバンド、SAが野音で開催したライブDVDで、
彼女らしいなぁと思ったのだが、DVDの中でNAOKIがずっと、
毎年事故の日には野音に来て手を合わせていることを知った。
彼女が送ってくれなかったら知ることもなかったと思うが、
それを知って、見ることができて本当に良かったと思った。
今日のエレカシのライブも見ることができて良かった。
月並みな言い方になってしまうが、生きていて良かった、
彼らと同じ時代に生まれることができて良かったと思った。