土曜日は洋書の森主催による文芸翻訳家、
小川高義さんのオンライン講演会を視聴。
以下は、とくに印象に残った言葉の数々。
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頭の中で映像を見る、読むというより見る
言葉→言葉 ではなく、言葉を映像に
原文からすっと出てくるイメージが大事
イメージの連鎖 すっと流れていく翻訳が読みやすい
読みやすいというのは、やさしい言葉を使ったとかではなく、
つながりが見えるかどうか。見えるのがいい翻訳
(自分は)芸術家ではなく職人
そのキャラクターをどれだけ想像できているか
そのキャラクターにどうしゃべらせるか、自分ならどうしゃべらせるか
どれだけ想像がしっかりしているか、自然にしゃべらせられるか、
訳者は役者
翻訳の個性は、原文の読み方に左右される
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注文していた書籍も講演日当日に到着。
講演を振り返りながらじっくり読みたい。