ムーミンシリーズ9冊[新版]を無事完読しました。
読み終えることができたのは、猫町倶楽部さんのおかげです。
nekomachi-club.com読書会のペースに合わせてこの一年少しずつ揃えていき、
今月、ようやく最後の1冊を読み終えることができました。
毎回出るぞ、と決めた読書会は、忙しさに負けて途中脱落
しつつも、課題図書に合わせて家で少しずつ読むなどした
おかげで、なんとか最後まで読み進めることができました。
数年前から「死ぬまでに読みたい本」をリストアップする
ようになったとき、ふと浮かんだのがムーミンシリーズ。
なぜ惹かれるのか、うまく説明できないままスタートし、
読書会に参加するなかで、おぼろげに見えてきた理由は、
誰も否定されない、自分が自分らしくいられる世界だから。
この一年、ムーミンを開いているときは「私もここに
いていいんだ」という思いで心が満たされていました。
「ここ」というのがムーミンの世界なのか、ムーミンが
好きな人が集まる読書会の場なのか、現実の世界なのか、
自分でもよくわからぬまま、ムーミンを読んでるときは、
そして、ムーミンが好きな仲間たちと集っているときは、
ただただ、ありのままの自分が受け入れられていると
実感できる、安心感に包まれた幸せなひとときでした。
最後の読書会で、読書会皆勤賞の方が表彰されたときに、
「幸せな1年でした。また幸せにしてください」と
（またぜひ読書会をやりましょうという言葉を受けて）仰った言葉に、
ムーミンの魅力がすべて凝縮されているような気がします。
